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白馬の王子様は待ってくれない

かわいいとかっこいいが好きな多方面アプローチ

今、副音声がアツイ!

ちょっと旬は過ぎてしまった感はあるが、ここ最近の映像業界でちょっとしたブームとなった副音声の魔力について考える。

 

副音声とは何ぞや?

テレビの音声多重放送2ヶ国語放送などにおいて、通常の音声(主音声)とは別に放送される音声。

新聞等に掲載される番組表に、「副」(副音声放送)、「多」(音声多重放送)、「二」(二ヶ国語放送)といった表示がある場合には、ステレオテレビの音声を切り替えることで副音声を聴くことができる。また、副音声を用いる番組では、冒頭の数秒間、画面の片隅にテロップで表示されることが一般的である。

ニュース番組での2ヶ国語放送、ドラマでの解説放送、スポーツ中継での2ヶ国語放送音声多重放送、バラエティ番組の音声多重放送などで副音声が用いられている。

(出典:はてなキーワード


これまでの「副音声」のイメージはNHK2ヶ国語放送や目の不自由な方用に放送というイメージだったが、ここ最近はTVドラマやバラエティなどで副音声の音声多重放送の利点を生かした企画が多くあり「副音声」と単語を聞いただけだと後者のイメージが先行しているのではないかと思う。

 

ここ最近の副音声を使った企画で好評だったもの

少しヲタク感の強いラインナップだがその点はご容赦頂きたい。←

 


副音声企画はどのようにして流行っていったのか。

こうして羅列して見ると副音声ブームの先駆けを作ったのはやはり「テラスハウス」ではないだろうか。生憎、私がテラスハウスを見始めたのは途中からなので初期の頃はあまり知らないがリアリティショーの面白さとスタジオ陣6人*1の副音声での的確なコメントやイジりが視聴者の見方とマッチしてより”面白い”と感じさせてくれたのだと思う。
ここからの流れで新たにドラマで副音声を始めたのが「ファーストクラス」。同じCX系列なので取り入れやすさもあったのかと推察。ドラマの内容が副音声を取り入れやすい”腹黒の心の声”があったのも導入する良いキッカケだったのではないか。ドラマ本編でやるとアクが強くて扱えないドロドロとした毒舌の応戦を聞きたい人だけが切り替えて聞く副音声で流したのは画期的なアイディアだし女は他人のドロドロ大好きな人種が多いので*2見事にヒットしたのではないか。

 

副音声ブームを加速させた「ウロボロス

これを受けて、ドラマにも副音声ビジネスを本格的に導入したのが「ウロボロス」ではないだろうか。(真意は定かではないけれど)「ウロボロス」の副音声、すなわち裏チャンネル=「ウラバラス」と銘打って、主演の生田斗真小栗旬ムロツヨシの3人でお届けする副音声。(5~6,8~10話の全5回実施)撮影現場やOA中のシーンの裏話を3人がするという体で始まった副音声だが、いつの間にか3人の雑談となり挿入歌(重要なシーンで流れるBGM)のモノマネ*3を3人で大合唱したり・・・裏話というよりも悪ふざけの域になっていった「ウラバラス」。ただ、この30overのおじさん3人が中二感丸出しで喋るトークが面白いと話題になり、ネットニュースにも取り上げられ反響のあまり当初2回の予定が最終的には全5回という裏人気企画にまでなって行った。途中からW吉田(吉田鋼太郎さん、吉田羊さん)がゲストで参入するなど最早本編に勝るとも劣らないメンバーになっていたもんだから『ウロボロスを見るというよりウラバラス見たい!』という感情にさえなった。
また、「ウロボロス」の凄いところはドラマ本編の内容も面白かったという点だろう。いくら副音声が面白かったとしても本編のドラマ自体が面白くなければここまで盛り上がることもなかったであろうし、本編がつまらなくて副音声が面白いとなれば本末転倒も否めない。本編の面白さに加え、副音声の面白さがプラスされて平均視聴率10.42%という結果だったのではないだろうか(2015年1月~3月クール内ドラマ平均視聴率5位。視聴率として数字で比べるとそこまでの結果ではないのだが・・・)個人的な意見とすれば、斗真と小栗のプライベートでも仲良しコンビの久々の競演と喜劇俳優ムロツヨシ、W吉田等の豪華個性派メンバーの競演。それに上野樹里ちゃんの透明感・・・キャストが最強で内容もちょっと暗めだけど面白い。加えて、「ウラバラス」が普段見れない斗真のプライベート喋りでレア感満載・・・非ヲタクの母をも虜にして親子で見事に”ウロボロス・ロス”に陥った。

 

副音声ブームに味を占めたTBS

ウロボロスの副音声企画の影響を受けたのかTBSは味を占めて、同じジャニーズ絡みの番組「ゼウス」「KAT-TUNのタメになる旅」にも副音声を乱用してきた(言い方)この2番組も他の番組と同様にOA中の場面の裏話を話していて、収録が終わった後だからなのか本編での話し方よりざっくばらんとした話し方だったと思う。「ゼウス」は芸人×ジャニーズのがっつりトークはあまりないから新鮮味があったし、「タメ旅」は初回のみの副音声だったが、まず副音声でも天の声さん(某有名放送作家さん)が副音声でもあのボイスチェンジャーの声だったのにはワロタ(笑)そして改めて中丸の声だけ聞いてると気だるいようなでも嫌じゃない声の感じで少し心地よさを感じた。どちらも数字的なことは置いておいたとしても、ウロボロスと同じくこちらも副音声があったことでその場面の裏話が聞けてより深く番組を楽しめた気になったのは間違いない。

 

 

 

 

これまでさまざまな番組の副音声企画を見てきたが、どの番組も”つまらない”という印象は受けなかった。それは普段私たちが見ることの出来ない舞台裏の情報やそのとき取っている行動の理由やプロセスを聞けることに新鮮味を感じるからではないかと思った。それに加え、音声だけでそういった話を聞くことによって想像力を掻き立てられ”より知りたい”という欲求が生まれハマっていくのだと。既に副音声ブームは過ぎ去っているように見えるが、またいつか副音声企画をやってもらいたいと思う。もちろんジャニーズの番組でね。 

 

*1:確かスタート当初(きたりえがいたとき)はYOUさんとトリンドルだけで、お引越ししてから南キャン山里、チュート徳井、アジアン馬場園、JSB登坂の4人が追加だったかな?

*2:私はこの部類に当てはまる

*3:ナマセファン~♪