DNAレベルでハマりたかった
私の周りのジャニヲタの多くがDNAレベルでジャニヲタ・イズム(関ジャニズムっぽいけど違う)を持ち合わせている子ばかりである。
それは即ち、
親がジャニヲタ=親の影響を受けてジャニヲタになった子
ということだ。
親がジャニヲタであることはメリットもデメリットもあるのではないかと思うので一度思いつくまま羅列してみる。
メリット
- 遠征やヲタク事に理解がある(一緒に遠征出来たりとか)
- CDやDVD,雑誌等の共同購入が可能
- 幼少期からいろんな現場*1に行ける
- 共通の話題が出来、会話が弾む
- ふとした瞬間に「あのライブのときのグッズって○○だよね」的なことを言っても理解してくれる
デメリット
- 早いうちから目が肥えてしまっているので並みのルックスの男だと物足りない(ジャニーズがイケメンすぎて)
- ヲタク事がない生活が考えにくい(イメージが付かない)
- ヲタ卒がしにくい(ジャニヲタを辞めたとしても、韓流・EXILE系などハマりやすい性格)
DNAレベルでヲタクではない私から見るとメリットで挙げた例はとても魅力的に見え、より充実したヲタクライフが送れる一因だと思える。それは私の周りの多くの親子ヲタクがここで挙げた例を実践していて、友達のように仲良くライブに行っていたり一緒にTVをリアタイして沸いている姿、「チケット届いたよ!」などヲタクならではのLINEのやり取りをしているのを目にしていることもあって私はそう思ったのかもしれない。また、これらは親子ヲタクでなくても姉妹・兄弟ヲタクでも出来ることだとも気付いた。生憎私には一緒にヲタクが出来る姉もしくは妹がいないからより憧れるのかもしれないが。
そして、私の例にはなるが、初めは遠征することやジャニーズに夢中になっていることに難色を示していた非ヲタク親でも長年ヲタクをやっている私を見て、親はいつの頃からか遠征すると言ってもCDやDVDが増えていっても特に何も言われなくなった(年齢的に大人になっていったこともあるかもしれないが)
むしろリビングのTVでジャニーズを垂れ流していたから詳しくなっていったぐらいだ。
「キスマイはやっぱり前髪が長くて髪色が明るくてアクセじゃらじゃら付けてるときが良かったよねー」
(決して今を否定している訳ではない。今も今で良いところはたくさんある)なんて言っても話が通じるし今となっては誘えばライブに付いて来るぐらいになった私の母。現に私の本格的ヲタクへのきっかけを作ったのは母だった訳で。(前回記事参照)父でさえもYou&JがここまでTVにたくさん出たり売れる前から名前を覚えていたレベルにまで成長してしまった。こう見ると私の親はそこまでガッチガチにジャニーズ否定派ではなかったのかもしれないが、DNAレベルヲタクの友人たちに比べれば少し劣るジャニヲタ生活だと感じてしまう。
少し話が逸れてしまったので戻そう。(長々と脱線してしまいごめんなさい。(土下座))
ここまではメリットだけを見てきたが、デメリットについて本気出して考えてみた。(幸せについて本気出して考えてみた風)デメリットでも挙げたようにジャニーズを卒業してもお笑いや韓流など何かしらにハマっていることが多い。
(そうでない人もいるがあくまで私の周りということをご了承頂きたい)
ということは、DNAレベルでヲタクがすり込まれている人はどのジャンルからでもヲタ卒は無理なんじゃないかという結論にもなる。
ジャニヲタがよく言う”ヲタ卒したい”という目標はDNAレベルのヲタクの人にとったら相当な覚悟が必要なんじゃないとかとも取れる。
また、親がヲタクではない人でもジャニーズと平行して韓流や48Gなどを好きな人も多い。(私も例に漏れないが)複数の追っかけ対象がいるヲタクはたとえDNAレベルですり込まれていなくても”ヲタ卒”をするには親がヲタクの人と同様に多くの関門を突破しないといけないとも思う。
結果、私のようにDNAレベルではないヲタクでもヲタクスパイラルに巻き込まれたら抜け出すのは容易ではないということだ。
そもそも。どんな状況であれヲタクを辞められなさそうな私だから「DNAレベルでハマっていたらもっともっとたくさんの現場に行けたんだろうなぁ・・・」と思っている時点できっと真のヲタ卒が出来るのは夢のまた夢だと気付かされるのである。
機会があればDNAレベルのヲタク友達目線でもこの話題について触れたいと思う。
(読者さんの中でもいらっしゃれば気軽にコメント下さい)
*1:ジャニーズのコンサートや舞台等をまとめて呼ぶ